雑魚の掃き溜め

青春が止まらない

大好きなバンドのドラムが辞める

大好きなバンドのドラムが辞める。

不仲とか、方向性の違いとか、そういうのじゃなくて、病気で。

 

去年3月、彼の誕生日に大阪城ホールでライブがあった。縁があってミーグリに参加した。握手をして言葉を交わした。いつも通り(いや初対面やん)元気そうで、飄々としてた。ドラムにも違和感を感じることはなかった。

4月、腰痛でライブをしばらく休むと発表された。フェス期間だけだと思ってた。でもその後のツアーで復帰することはなかった。

6月、ツアーファイナルのたまアリ公演から復帰することになった。やっぱり彼のドラムが好きだな、このバンドに一番似合ってるな、と思えて嬉しかった。けどそれきりだった。

ツアー後、彼が「局所性ジストニア」と診断されたと発表があった。大変な病気であるのは知ってた。けどまた帰ってこれるだろうと思ってた。

しばらく彼の存在はなかったことになった。3人での活動が続いて、その間にリリースもフェスもツアーもあった。なんとなくずっと寂しかった。

 

今年1月、10周年イヤーということで色々と発表があった。新しいアー写も公開されたけど3人だった。嫌な予感がした。

その4日後「ドラムス庄村聡泰についてのご報告」という通知がスマホに届いていた。その通知だけで仕事中なのに泣けてきてしまって慌ててトイレに駆け込んだ。

その日の夜、生配信で本人達の口から改めて発表があった。メンバーは明るかった。多分色々思うところもあった、けど前向きにみんな捉えているんだなと思えた。

 

実はこのバンドに泣かされるのは2回目。1回目は改名の時。あの時はクソ痛オタクだったので改名発表のライブの帰り道、夜行バス乗るまで心配して電話してくれた友達に号泣しながら「だって名前変わるってことは[Champagne]ってバンドがなくなるってことやん!!!!!」と訴え続けた。クソ痛オタクだった。もうこんなこのバンドに泣かされることないだろうな〜大体のことは笑い飛ばせるからな〜と思ってたのに、サトヤスの勇退のコメント5回読み返してメンバーのコメントも読み返して(一番まーくんのところが泣けた)クソほど泣いた。

追っかけてるバンドのメンバーが辞めるって自分にはないことだと、ずっと他人事だとどこかで思ってて。だってもう一個の推しバンドは絶対あの3人でしかあのバンドしないし、辞める時は飽きた時って言ってるから脱退とかないし、[Alexandros]に関してもなんかそういうもんだと思ってたんだけど。バンドは生き物だね、本当に。

 

わたしは自他共に認める磯部寛之のオタクで、ライブ中基本的にベースの方しか向いてないけど、やっぱりサトヤスのドラムが好きでした。

エグいフレーズを飄々と叩いてるところとか、あのシンバルの高さとか、曲の合間に見せるおふざけモードとか、たまに入るコーラスとか(音源聴いたらサトヤスだなってすぐわかるところも愛おしい)、あの個性の強いメンバーの中での立ち位置とか、いじられたら全力でなんでもするところとか、上げだしたらキリないくらい、好きでした。

10年間お疲れ様でした。ありがとう。また機会があったらお会いしたいです。

 

 

 

で、なんで今更こんなこと書いてるかというと……ディスフェス。

「全員集合!」ってなに。お酒の名前でいろいろあった対バンってなに。これ期待してしまうけどいいんでしょうか。もうドラムは叩かないって前に言ってたからどこまで期待値持っていくか悩みどころなんですが、勇退の場が決まったと思えばよかったのかな?と思います。

期待と考察が外れたら盛大に笑ってねみんな!!

あとリクエストパーティーってなに。リクエストまた募るんか。懲りずにTravel(フル尺)に入れるので今年こそよろしくお願いいたします。